コラム
「どこを受診する?」困ったら一般歯科!
みなさんは、「一般歯科」と聞くとどのようなイメージを持ちますか?今回は、みなさんのお口の健康を守る「総合受付」のような役割を持つ一般歯科についてご紹介します。
お口の病気全般を診断
一般歯科は、虫歯や歯周病、入れ歯に関することなど「お口の病気全般」に対応する診療科目です。原因はわからないけれど、歯に痛みや違和感を感じる場合には、まずこちらを受診することをオススメしています。
一般歯科を受診いただくことで、基礎的な検診(口内カメラやCT、レントゲンによる撮影など)を行います。医師の目でみた結果と客観的なデータに基づいて診断を行うことで、次のステップに繋げることができるようになります。
なお、一般歯科で行われる治療は基本的に保険診療が適用されます。他の診療科目のように自費治療になることはありませんので、安心して受診していただけます。
虫歯や歯周病治療がほとんど
現在の歯科医院やクリニックでは、一般歯科というと基本的に虫歯治療や歯周病治療が行われます。実は、虫歯や歯周病には初期症状がほとんど見られません。痛みなどを感じる頃には症状が進行していますので、早急な治療が必要です。
当院の虫歯治療は、「唾液検査(PCR検査)」によって見えない原因から徹底的に調べることから始まります。検査の目的は、患者様を虫歯から守ること。検査結果から最適な治療やセルフケアの方法をご提案することで、「把握」だけでは終わらせません。
虫歯菌は肉眼では見えませんから、唾液検査によって数値として確認し、どのような処置を行えば良いかをご提案しています。
虫歯のステージについて
虫歯には【C0】から【C4】までの段階があります。一般的に痛みなどを感じ始めるのは【C2】の段階で、それまでは検査などによって初めてわかることばかりです。
重度(C3以上)になると一般的な治療にとどまらず「根管治療」と言われる専門的な治療が必要になる可能性があります。
虫歯治療は歯を残す治療と抜く治療がありますが、歯を残す場合には「詰め物・被せ物」を使うことが一般的です。材質によって保険適用と自費治療によるものがありますが、取り扱っている材質は異なりますので、歯科医院やクリニックに確認してみましょう。
虫歯の原因は主に4つ
虫歯の条件は、次の4つが主なものと言われています。
①虫歯の原因菌
細菌のかたまりであるプラーク(歯垢)は、目に見えないものです。日々のブラッシングや口ゆすぎなどによってできるだけ歯に付着していない状態を作ることによって、虫歯を防ぐことにつながります。
②歯質
歯の表面にあるエナメル質の固さによって、虫歯の進行度合いが変わります。歯質がしっかりしているほど、原因菌への抵抗力が強いためです。
③糖分
糖分は、虫歯菌の栄養となります。虫歯菌が歯を溶かす原因は「酸」ですが、糖分が多ければ多いほど酸を生み出す力も大きくなります。
④時間
お口の中の不潔な状態が長期間続くと、それだけ虫歯になりやすくなります。食事後のお口の中は酸性です。その状態を歯磨きや口ゆすぎによって改善するわけですが、食後はできるだけ早く酸性の状態を改善しなければなりません。
まずは一般歯科を受けましょう
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